今日は朝から、久しぶりの事務所です。
三連休+週一バイトで、4日間留守にした私の事務所。
玄関を開けると、この木造古アパート独特のにおいがした。
カビ臭いのとはちょっと違う、この事務所を借りて3か月が経つけどまだ抜けない。
ここはここで、こんなものなんだろうな、というあきらめの気持ちだ。
靴を脱いで、ミシミシいわせながら階段を上り、ギシギシ畳の音を立てながら和室を通り抜けると、事務所スペースのキッチンに無事到着。
板張りのキッチンもミシミシいうけど、歩き回るわけじゃないからまあいいか。
懐かしの捻締錠(ネジ締り錠:ねじしまりじょう)をくるくる回して、窓を開ける。
隙間いっぱいの木製古アパートは、熱気がこもらないから、あわてて開ける必要はない。
でも換気だってしなきゃだし、窓用エアコンをつけるにしても窓は開けなきゃいけない。
右側を開けて換気をするか、左側(窓用エアコンの後ろ)を開けるのかは、気分次第だ。
今日は暑さもマシだから、午前中は扇風機だけでいい。
向かいのマンションから丸見えにならないように、窓の右側を半分だけ開ける。
窓の戸車を無理やり交換したから、カラカラと軽く開くのが気持ちいい。
レールが摩耗してるから、途中で段差をガタンと乗り越えるのも慣れたものだ。
戸車を交換するときに窓枠が歪んでいて窓が外せなかったのも、今となってはいい思い出だ。
100均で買ってきた彫刻刀で、窓枠をビビりながら削ったことは思い出したくもないけどね。
こんな木造古アパート事務所だが、それなりに気に入っている。
道路に面した玄関ドアをくぐれば、そこは私の事務所
こんな手のかかる事務所なのに気に入っているのは、たぶん共用部分がないからだろう。
共用の玄関はない、部屋の玄関は道路に面している。
集合郵便受けなどない、玄関ドアに郵便受けがある。
共用廊下もないから、他の住人と挨拶を交わすこともない。
エレベーターなんてあるわけないから、誰かと乗り合わせることもない。
こういったことが、思いのほか快適だ。
下の階もお隣さんも、人の気配が全くしないのは幸運だった。
こうしてブログを更新して、WEBサイト運営業のフリをする
そんな木造古アパート事務所で、こうしてブログを書いている。
そうだ、WEBサイト運営だ。
なんたって私の職業のひとつが、「WEBサイト運営業」だからね。
ブログを書いている以外の時間は、株価のチェックをしたり、事務所の修理をしている。
株は上がったり下がったり、なかなか上がらないから何もできない。
事務所の修理の方は、終わりが見えない。
部屋を仕切るガラス戸の隙間を何とかしたいけど、まずは建具が歪んでいて外れない。
またもや彫刻刀の出番かな、と考えているが、これらは事業とは呼べない。
個人事業主たる者、少しは事業をしなくては。
とは思うが、今のところ何も思いついてない。
とりあえず今日も、WEBサイト運営業のフリだけでいいかな。