老後も肩書はあった方がいい。いらなきゃいつでも捨てられる
定年退職しても、早期退職しても、当り前ですが会社員時代の肩書はなくなります。
- 「肩書を持ったままでは、地域社会になじめない」
- 「昔の肩書を振りかざす奴は、誰も相手にしない」
- 「肩書のない、ひとりの人として新しく生きよう」
う~ん、言いたいことは分かるのですが・・・。
ちなみに、「元営業部長」とか「あの、誰でも知っている会社に勤めていた」なんていうものは、私から言わせれば肩書でも何でもありません。「で、今は?」と聞き返したくなってしまいます(もちろん聞き返しはしませんがw)。
1. 肩書人生50年。そんなに簡単に捨てられない
物心がついたとき、すでに私には「肩書」がありました。
「○○さんちの子」とか、「△△幼稚園の××ちゃん」とか。
その後も「○○中学の××」、「△△部の××」。その後、大学には入ってからは、「□□大学の××」。そして就職して、会社員となり、ちょっとくらいは役職にも就きました。
アンケートの職業欄は、「学生」か「会社員」しか、選んだことはありません。
ある程度の年齢になるまでに、「無職」を選ぶのには抵抗があるかもしれません。
何といっても、目立たずに、社会に溶け込んで生きていたい私としては、「あの人、いったい何をしているんだろう」とか、「どうやって食べているんだろう」などといった詮索を受けることは、絶対避けねばなりません。
その前に、何の肩書も持たないことに、寂しさすら覚えるかもしれません。
「肩書のない暮らし」をしたことがないので、こればっかりは分かりません。
だから適当に肩書を名乗りますよ。
いらなくなったら、いつでも捨てられますからねw
2. 男は昔の肩書にこだわって地域になじめない、という間違い
「女性は肩書なんかにこだわらないから、地域社会にすぐになじめる。男性は昔の肩書にこだわって・・・」という意見があります。
だから「肩書」はジャマである。現役時代に偉かった人ほど地域になじめず、孤独な老後を送るのだそうな。
そんなことないでしょう。
専業主婦だって、バリバリ働くキャリアウーマン(←古いかな?)だって、それなりの肩書があったはずです。
「○○さんの奥様」とか、「△△ちゃんのおかあさん」とかだって、いつまでも呼ばれる肩書ではありませんよね。
まあ、共働きが当たり前になって、イクメンだか男性の家事参加が増えている今となっては、どうでもいい話になりつつありますが・・・。
3. 肩書がジャマになったら、いつでも捨てられる
実際の私は会社員。もちろん「肩書持ち」です^^;。
そして、退職後も「肩書」を持ち続ける予定です。
- (儲からない)社会保険労務士
- (カタチだけ)個人事業主(ウェブサイト運営事業)
- (へなちょこ)投資家
「3つなんて贅沢だ。社労士だけでいいじゃないか~!」という声が聞こえてきそうですが、「社労士」であり続けるためにはコストがかかるのですよ。だから、いつまで続けられるのか分からない。
そんなときのために、他の肩書もあるわけですが、いつでもやめられます。
肩書がもしジャマになったなら、すぐにやめますよw
スポンサーリンク