毎日タダの居場所も模索する。事務所家賃が払えなくなる日に備えて

最終更新日：2019年12月1日 17時52分

会社を退職して、行くところがなくなると困ってしまいます。

「家にいればいいじゃないか～！」という声が聞こえてきそうですが、それは無理です。周囲の冷たい視線に耐えられる自信はありません。

「ノマドワーカー」という、決まった事務所を持たずにどこでも仕事をする人が増えているそうですが、いきなりそれでは自信がありません。「とりあえず居るところ」や「とりあえず戻るところ」がないと、だんだん出かけるのが面倒くさくなり引きこもってしまいそうです。

とは言え、裕福に楽隠居できるほどの貯えはありません。

セミリタイアしても、退職金と貯えで年金生活に滑り込むのがやっとです。カツカツです。稼ぎもないのに事務所家賃をダラダラ垂れ流す余裕はありません。

事務所家賃をただ払い続けるのは、2年・・・いや1年が限界ですか。

稼ぐなり、バイトするなり、事務所を引き払っても何とかする方法をその間にみつけなくてはいけません。

平日昼間に、タダで毎日過ごせるところ

「過ごせるところ」と書きましたが、私は退職後は、いちおう「個人事業主」です。少なくとも、仕事をしているフリをしなければいけません。ノートパソコンを開いて、何かしていなければいけません。「取材」と称して、ネットをダラダラ見なければいけません。

ノートパソコンが使えて、仕事をしているように見えるところ。これが最低条件です。

図書館　0円

1年中エアコンが効いていて新聞雑誌から専門書まで読み放題という、退職者のオアシスです。

実際にヒマそうな（←失礼^^;）中高年の方が開館前から待っていて、新聞コーナーが朝からいっぱいになる所だってあります。

東京など大都会にある図書館では、自習室やフリースペースで、Wi-Fi無料、コンセント使い放題みたいなところもあって、ビジネスマンに大人気だそうです。

ただし使い勝手があまりに良すぎて、設備の整ったところは混雑しています。それにいろんな人がいるから、パソコンを机に置いたままトイレに行く勇気はありません。人がいっぱいいるところで1日中過ごすのは、意外と体力と若さが必要です。若いころ、出張先で利用したことがありますが、慣れていなかったこともありますが、疲れが残った記憶があります。

一番の問題は、家から歩いていけるところに図書館がありません。

バスで通うとしたら、1日往復400円×20日で8,000円。設備の整った都会の図書館に行くのなら、電車に地下鉄を乗り継いで往復1,000円×20日で20,000円。これならがんばれば、、歩いていける安アパートを借りることができそうです。

会社勤めなら当たり前にもらっている通勤交通費、実はデカいのです。

そうは言ってもやっぱり図書館。いろいろと行ってみますよ。もちろん事務所からねw