独立開業したフリを始めて、それなりの年月が経ちました。
早期退職を決断して最初の事務所を借りてからなら、1年以上。
実際に早期退職してからでも、8か月。
開業届を出してからなら、半年経過。
世間的には、週一バイトと私が勝手に呼んでいるテレワーク短時間正社員なんだけどね。
厚生年金にも加入してるし協会けんぽの健康保険、そういう意味ではニセモノ個人事業主。
でも毎日の生活は、ちゃんと独立開業(のフリ)をしている。
週に一回は会社にも行ってるけどね。
そんな私も今年の10月からは、週一バイトを辞めて専業個人事業主。
でも多分きっと、独立開業の「フリ」をダラダラ続けているだろう。
先のことは分からないけどね。
「独立開業したフリ」に、あれば便利な3種の神器
人の生み出すアイディアに、そんなに大きな差はないと思う。
あるとすれば、早いか遅いかとか、実際に行うかどうかだけじゃないかな。
定年退職や早期退職後、独立開業したフリをすることを思いついた人も多いんじゃないかな。
私のブログを見て、真似してみようと思う人もいるかもしれない(←いないかな?)。
気付いている人も多いと思うが、「独立開業したフリ」に必要なものなどない。
しょせん「フリ」だ。
「今は何をしているの」と聞かれたら、「独立開業したんだよ」と答えるだけでいい。
自分で、独立開業したんだと思い込むだけでもいい。
それでも、あった方がいいものはある。
3種の神器。鏡じゃなくて開業届・名刺の剣・事業という玉
3種の神器と言えば、鏡・剣・玉が普通だ。
八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が有名だ。
独立開業のフリにも、似たようなものがある。
私がこだわっている「事務所」は必須ではない。
自宅開業でもいいし、喫茶店やコワーキングスペースでもノマドワーカーでもいい。
そんなものより大切なものがある・・・と思う。
まずは「開業届」。タダだし、国が開業したと認めてくれる
何はともあれ開業届。
これを税務署に出すだけで、気分が違う。
まず否認されることはなく、受理してもらえる。
開業してるね、個人事業主だね、って税務署が国が認めてくれる。
やったね、開業したんだね、個人事業主だね!
「名刺」という名の剣。これさえあれば、どこでも攻めて行ける
開業届で世間的信用をバックに付けたら、どこへでも行ける。
武器は「名刺」。
どこでもどんな時でも誰にでも、これさえあれば戦える。
誰がどう見ても、個人事業主だ。
1000円札1枚で、お釣りが来るよ。
私はまだ、使ったことないけどね。
作ったらバラまきたくなる人も、いるんじゃないかな?
最後は実態。事業活動という「玉」を身につければ勝ったも同然
「独立開業って何をしてるの?」と聞かれて、答えに詰まるようでは困ってしまう。
個人事業主なら、事業をしていることが普通だ。
というか、事業をしているからこそ個人事業主。
事業活動、つまり営利を得るために反復継続して何かを行っていなければならない。
「フリ」だけなら何もしなくてもいいんだけど、何かしていた方がいいに決まってる。
私の場合は、「WEBサイト運営」と「社労士業」だ。
ブログを書いているし、広告収入もある。
小学生の小遣いと変わらないのは内緒だ。
登録している、社会保険労務士でもある。
営業活動なんかしてないし、依頼もないから報酬も発生しないのも内緒だ。
一生懸命書いてみたけど、あんまり役にも立ちそうもないかな。