昨日は結局一日じゅう、最初に借りた事務所の解約準備をしてました。
朝からワンルームマンション事務所に入って、お片付け。
モーニングコーヒーを飲みながら、思い出がいっぱい。
あんなことや、こんなこともあったな、いい事務所だったな。
ちょっぴり感傷的になってしまいました。
おっと、こんなところに突っ張りポールが・・・そうかタオル掛けにしようと思っていたか。
傷をつけないように、はさんだだけの金具が取れないぞ。
やっと取れたと思ったら、ペンキも一緒にはがれてきた。
一瞬青ざめたけど、目立たないから、これくらいいいか。
気が付けば、もうお昼じゃないか。
午前中に片付け終了、昼のうちに新しい事務所に運んで設置、というプランが危うい。
え～っと、あと何をしなきゃいけないんだっけ。
ちょっとずつ、ちょっとずつ揃えていったから、作る過程は楽しかった。
でも、元に戻すのは一気にやらなきゃ。
こりゃあ、思っていたより大変だ。
居住用マンションを事務所に使うと、原状回復は大変だ
事務所に使うだけだから、机とイスだけあればいい。
撤収するときは、机とイスだけ持って出れば大丈夫。
そんな考えが甘かったのだろうか。
実際はちょっとずつちょっとずつ、いろいろ手を入れてしまっていた。
結局、住まいの引っ越しと同じくらいの手間がかかるじゃないか。
覚悟がなかっただけに、しんどいぞ。
これが居住用マンションじゃなくて、事業用の物件だったら楽だったのだろうか。
スケルトン（内装も何もない状態）にすればいいのだから。
借りるお金も、戻すお金もなかったけどね。
元のパーツで元に戻すのは大変。ウォシュレットは失敗だったか
ぐだぐだ言ってないで作業を続けなきゃ、ってことでがんばった。
勝手に付けた、ウォシュレットを外さなきゃ。
不動産屋さんには、借りる前にウォシュレットを付けたいとちゃんと言った。
「大丈夫、大丈夫。みなさん勝手に付けてますよ」って、本当か？
絶対に大家さんには伝わっていない気がする。
それを承知で借りたのだから、ちゃんと元に戻さなくてはいけない。
いったん外したパーツをもう一度戻して、ウォシュレットが付いていた痕跡を消す。
水漏れしないように戻すのは、けっこう大変だったぞ。
なんたって一回外した中古パーツを使うのだから、はっきり言って不安で心配だ。
私の腕が、たいしたことないのも大きい。
定年退職後、事務所を借りたい人は退去のことも考えておこう
ウォシュレットを無事に取り外し、原状回復のメドは立った。
給水配管からの水漏れも、どうやら収まったようだ。
これで、私が勝手にトイレをいじくった痕跡はない・・・はずだ。
すでに３時を回った。
机やイス、電気ケトルやマグカップやティースプーンを新事務所に運んで昨日は終わった。
今日は朝から、新事務所の片付けだ。
早期退職して、ウキウキと事務所を借りた私だが、頭の片隅に引っかかっていたことがある。
それは、事務所の原状回復だ。
もし私に何かあったら、だれが原状回復するのだろうか。
そもそも何年かあと、私にそのチカラが残っているのか。
借りるはよいよい、返すはこわい。
それなら、原状回復義務のゆるそうな木造古アパートの方がいいな。
私より先に、寿命が尽きる可能性だってあるしね。
実際、木造古アパート事務所に運び込んだ窓用エアコンは、二度と持ち出せる自信はない。
私のように、定年退職後（←私は早期退職だけど）に事務所を借りたい方は参考にしてね。
あんまりいないだろうけど。
