今日は金曜日ですが、週一バイトの会社へ行ってきました。
もちろん月曜日も行きましたから、これで週ニバイトです。
なんて言ってると冷静に聞こえるかもですが、もちろん「いやいや」です。
昨日(木曜日)の晩に電話がかかってきた。
先日会社から電話のあった、見積もりの件。
確かにややこしい見積もりだったが、ちゃんと説明してなかったらしい。
クライアントからクレームが来たので、その対処を会社で決めるらしい。
前任者の上司として、見解を聞きたいとのことらしい。
「らしい」を連発してるのは、この件とは全く無関係の社員さんからの電話だったから。
言い出しっぺの偉いさんは、すでに帰った「らしい」。
引き継いだ仕事の見積もりに、ハンコを押したのは確かに私だ。
でも、そんな話なら前任者に聞けよ。
私が行っても、何もできやしないぞ。
せめて直接電話して来いよ、と文句を言えないところもまた悲しい。
そんなわけで掟破りの金曜出社。会議が終わってすぐ帰る
そんなわけで、朝から出社。
そして会議。
前任者が説明不足でしたと頭を下げる。
クレームはあったが、すでに先方も分かってくれたらしい。
私が来る必要あったか?
わざわざ呼び出すなよ!
・・・とは口にせず、「私も確認不足でした」と軽く頭を下げておしまい。
所要時間は15分ほどだった。
10時前には会社を出る。時差出勤の人の流れに逆らって
時差出勤なのか、もともと出勤時間が遅いのか知らないが、わりとたくさんの人が職場へと向かう流れに逆らって、ターミナル駅へと向かう。
朝家を出るときは、久しぶりにカツカレーでも食べようか、なんて考えていた。
まだ開店時間ではなかろう。
そもそもお腹も空いてない。
思うところがあって、駅の近くにある百貨店に寄ってみた。
こんな時間にプラプラ歩いているのは不思議な気分だった。
そうだな、もう会社を辞めたんだな、とあらためて思った。
呼ばれたら行く。周りにあわせて丸く収める、それが会社員
会社員として、30年以上会社に勤めてきた。
会社員というものは、他人に合わせて生きていくものだと思っている。
言われたことはする。
基本は笑顔。
人付き合いが苦手な私だが、たぶん下手ではなかった。
仕事と割り切れば、表情も態度もコントロールできる。
そんな私が会社員として一番困ったのは、知らないフリができなかったことかな。
知っているのに「知らない」と言うのは、心が痛む。
知ってると言うと、「じゃあ、やっといて」となる。
「知らない」「聞いてない」と平気で言える人がうらやましかったな。
聞いてるはずなのに、覚えていないのかな。
・・・
私は会社員には向いてなかったようだ。
私はやっぱり事務所でひとりがいいな。