短時間正社員の特権と落とし穴。社会保険料も住民税も払ってもらえる

会社内でも、得意先にも、すっかり週一バイトが浸透したようです。

先々週の金曜日、突然の呼び出しでこれじゃ週二じゃないかと文句を言っていたのも遠い昔。
先週はまた、週一月曜バイトに戻りました。
今週もこのまま、週一で終わりますように。

今日は金曜日ですが、週一バイトの会社へ行ってきました。 もちろん月曜日も行きましたから、これで週ニバイトです。 なんて言ってると冷静...

週一バイトと勝手に自分で名乗っているが、その正体は短時間正社員。

出勤するのが月曜日なだけで、それ以外の日はテレワーク。
呼び出されたら、得意先でも会社にでも飛んでいきますよ。

・・・というのは建前で、実際は電話とメールで事は済む。

得意先がテレワークを継続しているのも大きい。
しかも「いちおう退職しました」と言ってるからか、なかなか遠慮もしてくれてる。
特に最近は、急ぎじゃなかったら月曜日まで待ってくれるので、とってもうれしい。

給料のおかげかな

だからといって、まったく連絡がないと給料タダもらいみたいで気が引ける。
いちおうちょこちょこと、給料分くらいは働いてるから小心者の私も助かる。

うん、いい感じだ。

もちろん給料はガタ減りなんだけどね。

正社員だから社会保険料も住民税も会社が払ってくれる

こんなのでもいちおう正社員だから、健康保険もそのままだし厚生年金もそのまま。
住民税も会社が払ってくれる。

何度もしつこいようですが、先週の金曜日(10/29)が、毎日出社のフルタイム勤務正社員として最後の出社でした。 昨日(10/3...

給料から天引きされてるから自分で払っているのと変わらないが、気分が違う。
自分の財布から払うことを思えば、天と地くらいの開きがあるな。

しかも住民税や国民健康保険料は、前年の所得に応じて払う。
いきなり早期退職すれば、その金額に驚く人も多いのだろう。
ちなみに国民健康保険じゃなくて任意継続を選ぶ人が多いけど長くなるので省略しておこう。

なるほど、定年後再雇用で収入を段階的に下げていくのは悪くない選択肢だ。

私がしあわせだから

定年まで働いた人のために制度は作られている、という落とし穴

定年後再雇用制度とは、定年退職した会社に再雇用されて働く制度である、と社労士らしいことも言ってみる。

こう見えても(見えてないけど)、私も社労士の端くれ。
それも思いっきり端の端、一緒にするなよと言う諸先輩方の声が聞こえてきそうだ。

私の事務所は顧問社労士を抱えている。 (実は私自身が社労士なだけ。) 社労士にお願いしているのは労働関係だけではない。 ...

定年後再雇用は給料が下がることが多いから、いろいろ救済制度がある。

同日得喪といって、給料が下がった月から社会保険料が安くなる。
高年齢雇用継続給付金という減額分の一部を補填する制度もある。

しかし対象になるのは、いずれも60歳以上だ。
早期退職失敗後週一バイトの私に適用はない。

救済されないから、フルタイム勤務の頃と同じ額の社会保険料が天引きされる。
住民税も同じ額が引かれてるから、手取りの額はとてもじゃないが見たくない。
もちろん何の補填もない。

まあ給料がもらえるだけ、しあわせなんだけどな。

たぶんね

住民税はそのままだけど、社会保険料はもうすぐ安くなる

住民税は、しばらく変わらない。

昨年の年収に応じて、今年の6月から来年5月までの住民税が決まる。
昨年の年収はほぼ今まで通りだから、今年いっぱい変わらないわけだ。

でも、社会保険料は違う。

「同日得喪」という、すぐに社会保険料を減らすワザは使えないが、まだ手段はある。
私のような60歳に満たない者のためには、「随時改定」という料金変更のワザがある。
時間はかかるが、もうちょっと待てば社会保険料も安くなるはずだ。
残念ながらこのワザは会社が使うものなので、私個人は使えない。

損はさせないで

たのむぞ、私の会社の人事部。
忘れないで手続きしてくれよ。

違うな。

忘れないで手続きしてください、お願いしますね。

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