昨日は月曜日、いつものように週一バイトに行ってきました。
「週一バイト」というのは、私の命名。
その実態は、長年勤めた会社の週一出勤&在宅勤務(待機?)の短時間正社員。
辞めようとした会社から引き止められて、引継ぎのために少しだけ席が残されている。
決まった得意先への訪問主体の営業だから、在宅勤務といってもすることはない。
一日一回電話があるかないか、メールが一通あるかないかだ。
結局、出勤する月曜日以外はほぼ待機、個人事業主のフリをして過ごしている。
そろそろ引継ぎも終わったし、出勤してもすることはないから9月末で終わるつもりだった。
ズルズルするのは、会社にとっても私にとっても、いいことはない・・・はずだ。
どうせヒマなんだろ? もう少し居てほしい、という誘惑
9月末までと決めたのは、ひと月ほど前。
「9月末で退職しようと思います。」
「そうか。」
あの「そうか」という返事が今イチ不安だったけど、引き止められなかったから勝手に了解してもらったと思っていた。
「8月になりましたね、あと2か月、それなりにがんばりますよ。」
いらないことを言わない方が良かったのかな?
担当役員から、ちょっと来いと呼ばれた。
「辞めてもヒマだろ?」
独立開業したフリをしていることは、会社には言っていない。
たとえバレても、事務所を借りて個人事業主のフリをしてブログを書いているだけだ。
恥ずかしい思いをするかもしれないが、悪いことはしていない。
「こんな状況だから、下期に向けて大きな人事異動を行うことになりそうなんだ。」
話せば長くなるが、要はコロナ禍で業績が上向かない中、部署の再編をするらしい。
いちおうは古株で、得意先に顔がききそうな私に、もう少し居て欲しいとのことだ。
私ごときがいなくても、何とでもなると思うけど・・・。
安い給料と楽な仕事、これは新しいWIN-WINの関係なのかも
週一バイト、正確には短時間正社員となった私の給料は安い。
安いお金で、私のような者を雇っておくメリットが会社にはあるのだろう。
たいして役に立ってないから、ちょいと申し訳ないが、ちょっとは誇らしくもある。
事業収入では小学生の小遣いと競っている私としても、毎月の定収入は助かるのは助かる。
仕事は楽だ、ノルマもない、何といってもその実態はほぼ「週一バイト」だ。
イヤになったらいつでも辞める、という気楽さもある。
来年5月までは、フルタイム時代の収入を基に計算された高い住民税。
会社を辞めたら自分で払わなければいけない健康保険料に年金保険料。
それらを代わりに払ってもらえるのは、正直助かる。
通勤はつらいけど、週に一回、月曜日だけのことだ。
他にもテレワーク社員がいるから、変に目立たなくて済んでいるのも大きいかな。
「なんであいつだけ楽をしてる?」という妬みの声も、私の耳には届いていない。
これはひょっとしたら、労働者と会社の、新しい「WIN-WIN」の関係なのかもしれないな。
気持ちが揺らぐじゃないか・・・。
コメント
いつも楽しく拝見させて頂いています。
週8時間労働で、社保ありは激ウマ案件だと思います。
私だったら目一杯引き伸ばしてダラダラと邪魔にならないところまでは働きますね。
コメントありがとうございます。
周りのみんなもそう思ってるでしょうから、逆に気を使います。
出社していないときも、できるだけ素早く応答するようにしてますし・・・。
小心者なんですよ。
まあ実際に楽ですから、文句を言ったらバチが当たりますね。