投資は投資、生活資金は現金で、という思いで財布を分けた。
それが3月6日の日曜日、まだ一週間も経っていないのか。
「財布を分けた」なんてカッコいい言い方をしてしまったが、たいしたことはない。
もともと証券口座は銀行口座とは別、単に気分と心がまえの問題だ。
57歳の私は、年金を受け取るまであと8年ある。
繰り上げも繰り下げもせず、65歳から年金を受け取るつもり。
自分の健康余命や制度趣旨、その他いろいろ考えて出した結論だ。
ああすればよかった、こうすればよかったとかは後から思うもの。
普通にしていることが、結局いちばん後悔が少ないという小心者の理論だ。
とりあえず5年間、投資は投資で好きにやってもらう。
その間は、現金で生活費を確保してあるから大丈夫だ。
現金で置いておく?
今ある現金を、そのまま取り崩していくということだな?
本当にそれでいいのかい?
いまその現金を投資して、運用益を稼ごうじゃないか
なにをお堅いこと言ってるんだい?
何もFXとか暗号資産とか、リスキーな投資をしようって言ってるんじゃないよ。
現金はただ持っていても、雀の涙くらいの利子しかつかないよね。
ちょっとくらい減ってもいいじゃない。
それより増えたら、老後生活楽勝だよ。
おいおい、投資家の私さんよ。
調子に乗ってはいないかい?
そんなに甘いものじゃないんだよ・・・ないはずだよ・・・はずだよね。
減っても泣かないお金、その1。事務所家賃は何とかなるか
投資はリスクがつきものだ。
大暴落があれば、ゼロにはならないかもしれないが半分以下には簡単になる。
歴史が証明してくれている。
生活費として取ってあるお金、たとえば食費が半分になったら泣いてしまう。
自宅マンションは持ち家だが、管理費が払えなかったら追い出されかねない。
そんなリスクは取れない。
投資家の私さんよ、減っても泣かないお金なんてあるのか?
・・・あった。
事務所家賃2年分。
まったく稼げなければ、2年で事務所をたたむつもりでいる。
正確には来年末まで、あと21か月分の事務所家賃は用意してある。
なくなっちゃったら事務所の撤退が早まるだけか。
そんなことより事業主の私さんよ、自分で稼ぐことも考えたらどうだ!
減っても泣かないお金、その2。国民年金任意加入分は返してね
絞り出すとすれば、もうひとつ。
今は週一バイト(←正式名称:短時間正社員)として、厚生年金に加入している。
今年のどこかのタイミングで、国民年金第1号被保険者となる予定だ。
しかも60歳になっても国民年金に任意加入するつもり。
私が大学生だった時代は国民年金の加入が任意だったので、老齢基礎年金が満額じゃない。
これを満額にするための資金は準備してある。
めずらしく社労士らしいことを書いてしまったが、こんなときくらいしか「らしさ」を見せられないから勘弁して欲しい。
要は将来の年金を増やすための資金がある。
なくなっちゃったら将来の年金が減るだけ、ってイヤだな・・・これは返してね。
追加の投資資金200万円は用意したけど、慎重に使ってね
事務所家賃がだいたい 80万円くらい。
国民年金保険料は免除とかを組み合わせれば、120万円は出せるかな。
あわせて200万円は用意した。
あくまで用意しただけだぞ。
頼むから、慎重に使ってね。