私の事務所、木造古アパートは今、値上げ交渉の真っ最中です。
「真っ最中」というと、交渉を重ねて白熱してるようにも聞こえるけど大したことはない。
実際は、「家賃値上げのお願い」が届いて、一度電話をしただけだ。
しかも、値上げは困るから検討してくださいと、お願いしただけだ。
その後、不動産屋さんから連絡はまだない。
電話したのが火曜日で、水曜日の昨日は不動産屋さんがお休み。
そして今日が木曜日だから、連絡が来なくても当たり前か。
もうずっとここでいいや、と思っていた私の古アパート事務所。
早くも暗雲が立ち込めてきたな。
最悪の事態に備えて。新しい事務所探しを、ちょっと再開
今回、うまく値上げを拒否できても、今後は分からないな。
ないとは思うけど、今回もめにもめて、「それじゃあ退去します!」と叫ぶかもしれない。
何にしても、「終の棲家」じゃなかった「終の事務所」では、ないのかもしれない。
私の事務所探し、まだ終わってないのかな。
ということで、朝の散歩ついでに、ちょっと気になっていた物件を見に行ってきた。
家から近くて、今と同じ家賃の木造古アパートを見に行った
今事務所にしている古アパートは、家から図書館への道の途中にある。
もともと、「図書館途中古アパート」と呼ばれていた(←私だけだろうけど)。
区別するために、今朝見に行った古アパートは「家近古アパート」と呼んでおこうか。
私の家から徒歩7分と、今の事務所の1/3の距離だ。
これはうれしい。
家賃は25,000円、今の事務所と変わらない。
この暑い夏、20分歩くのがイヤで、毎日冷房の効いたバス通勤をしてしまった。
ここならバス通勤する意味がないから、かえって安くつくんじゃないだろうか。
住めば都と人は言うし、外から見ただけじゃ分からない。
良さげだったら、一度内見させてもらおうか・・・。
となりに人が住んでいる、っていう当たり前で気持ちが萎える
朝の散歩(缶コーヒーを買いに行く)をちょっと延長して、「家近古アパート」に着いた。
この近さは、ひとつの正義だな。
しかし朝5時過ぎだというのに、目当ての空き部屋のとなりから、明かりが漏れていた。
そうか、おとなりさんはちゃんと住んでいるのか。
当たり前と言えば当たり前。
空き室だらけでは、家主さんがたまったもんじゃない。
募集がかかってる部屋のとなりに、人が住んでいるのは自然なことだ。
しかしこのおとなりさん、玄関前にいろんなものが置いてあり、長く住んでる感が満載だ。
この古アパートの主(ぬし)じゃないかというのは、私の勝手な想像だ。
空き室の前の住人も、隣人と何かあって退去したんじゃないか、と妄想は膨らんでしまう。
ここは・・・、ないな。
最初の事務所のワンルームマンションでも、隣人が苦手だった
私が最初に借りたワンルームマンション事務所、そこでもおとなりさんが苦手だった。
と言っても、実際に会ったことはないし、どんな人が住んでいたのかも知らない。
ただ夏の夜、玄関ドアが少し開けっぱなしだっただけだ。
家から近かったから、朝の散歩ついでに時々寄っていたときに、いつもそうだった。
ドアチェーンはかかっているのだろうが、玄関がちらりと見える。
のぞきはしないが、のぞこうと思えば部屋の中まで見えちゃうぞ。
おおらかで、小さなことを気にしない人なのだろうか。
そんなおおらかで明るい元気な人(←想像です)、私はたぶん苦手だ(←偏見です)。
だれもいない(気がする)、今の事務所がやっぱりいいな
今の事務所である古アパートは、人の気配がない。
少なくとも両隣と下の部屋は、私が事務所に居る平日昼間は無人のようだ。
倉庫代わりに使ってる部屋もあると聞いている。
周りから見れば、私の部屋も無人だと思われてるのだろうな。
やっぱり今の事務所がいいな。
家賃が上がって、倉庫代わりに使ってる周りの人たちが出て行ったらどうしよう。
家賃が上がったら、ただでさえ不人気物件、なかなか借り手がつかないといいな。
というか、値上げすること自体やめようよ、会ったことない家主さん!