木造住宅は、夏は涼しく冬暖かいと言いますね。
私の事務所、木造古アパートもなかなかに涼しいです。
以前のワンルームマンション事務所は、鉄筋コンクリート造りの最上階角部屋。
気密性も日当たりも抜群だったから、夏は異常に暑い。
そして冬はといえば、天井壁床すべてが冷たく驚くほどに寒かった。
昨年の夏といえば、まだフルタイムで働いていた頃だ。
だから、実際ワンルームマンション事務所で夏を過ごしてはいない。
しかし、早朝の涼しいうちに荷物を運び入れただけでも汗が噴き出した。
レイアウトを考えるために10分ほど滞在するにも、エアコン冷房が必要だった。
私にはもったいない事務所だったが、暑さ寒さには無力だったな。
木造古アパート事務所なら、エアコン不要という勘違い
ゴールデンウィーク明けから、たまに暑い日もあったかな。
6月に入って、だんだん本格的に暑くなってきた気がする。
朝、事務所まで歩くと汗をかくくらいになってきた。
それでも事務所に入ると暑くない。
換気のために窓を開け、しばらくすると涼しいどころか少し寒いくらいの日もあった。
今日は暑いと天気予報で言ってた気がするけど、たいしたことないな。
そう思いながら夕方、事務所を出ると、やっぱり暑いじゃないか、という日が続いた。
涼しいぞ、木造古アパート事務所。
ひょっとしたら、真夏でもクーラーがいらないかも。
無理して付けた窓用エアコン、買わなくてもよかったかな。
前の事務所のウォシュレットに続いて、無駄な買い物だったかな。
なんてことを考えてたけど・・・さすがに、そこまでじゃなかった。
まだ6月だぞ、本格的に暑くなるのはこれからだ。
窓用エアコンがフル稼働する日は近い、気がする。
木造古アパートの涼しさの秘密。自然素材の木だからじゃない
木造古アパート事務所の涼しさは、自然素材の木造住宅だから、ではない気がする。
木の柱は、塗料で塗りたくられている。
自然素材として、呼吸をしている雰囲気はない。
壁紙は比較的きれいだが、その下はどうなってるのか分からない。
少なくとも、外の空気や熱を遮断するような気密性や断熱性に優れた素材ではないだろう。
木造古アパート事務所の涼しさの秘密は、次の2つだとみている。
南側にマンションが建っているため日当たりは悪いが、日傘がわりと思えばありがたい。
圧倒的すきま風、窓枠のすきま、窓ガラスのすきま、天井のすきま、風通しだけはいい。
夏はたしかに涼しいけど、冬は寒そうだな。
冬のことは、冬になってから考えればいい。
それよりも、このすきま風が吹く中、冷房の効きと電気代の方が心配だな。