私の老後を支える株式七人衆、人呼んで「七人の侍」はまだ3人しか姿を見せていない。
一の子分は古くからの友達、「吉野家HD」さん。
二人目は頼りになる力持ち、「JT(日本たばこ)」さん。
三人目は海外からの助っ人、「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」さん。
残りの4人は慎重に選ぶつもり。
2年くらい、かけてもいいかな。
事務所をたたむかどうか考える前には決めたいな。
そう思っていたのだが、これからの投資方針をああだこうだと考えていて気が変わった。
優待目当てで買った、「王将フードサービス」さん。
とりあえず四人目は君でいいや(←失礼な言い方で誠に申し訳ありません)。
売る気はないからず~っと持ってるだろうし、それなら侍の仲間に入れとくか。
初心者にありがちな優待狙いで買った株。率は悪いが…
50歳も半ばを越えて、おそるおそる始めた株式投資。
NISA枠120万円を握りしめて、最初の頃に買った株のひとつが「王将フードサービス」。
知る人ぞ知る、じゃなくって誰もがたぶん知っている「餃子の王将」を運営する企業だ。
私は餃子の王将の、焼き餃子が大好き。
初めて株を買うときに、ありがちな優待狙い。
それで買った株が吉野家ホールディングスと、この王将フードサービスだ。
牛丼の吉野家はまだいい。
100株買って、20万円ちょっとだった。
これで昔からお世話になっている吉野家の株主でいられることが誇らしい。
だから売らない。
私の老後を守るには力不足(←失礼!)だが、将来の持ち株7銘柄「七人の侍」の一番手だ。
しかし王将フードサービス株は、ちょっと高い。
私の買値も今の価格も、100株で60万円弱。
これで年間4,000円の飲食優待券だけを見たら、そりゃあ率が悪い。
5%割引の「株主様専用優待カード」がもらえるが、お持ち帰りだけで何万円も使えない。
吉野家なら入れる私だが、残念ながら餃子の王将でひとりで食事する勇気はまだない。
率が悪いと言われても、代わりを見つける眼力など持ってない
株主優待は、率が悪いと言われている。
王将フードサービスを調べてみると、私の持っている100株では優待利回り 0.67%だそうだ。
配当利回り 1.69%と合わせても、合計利回りは 2.36%。
これならもっと高配当な株はいくらでもある。
もっと成長が期待できる株もいくらでもある。
儲けたお金で買った方が、結果的に得をする。
そいつはもっともだ。
しかし残念ながら、3%の配当利回りがあっても 3%値下がりすればチャラ。
年間 3%成長する株を見つける眼力も、未来が分かる超能力も私にはない。
しかし株主優待券なら、確実に焼き餃子だけは手に入る。
NTTやJR西日本、三井住友フィナンシャルグループを押しのけて
これで私の老後を守る株式7銘柄、通称「七人の侍」のうち四人が決まった。
牛丼の吉野家に餃子の王将、それに日米たばこ株。
この4銘柄の評価額は、300万円ちょっとになる。
何とも心もとない。
私の保有する株式は、この4銘柄を除いてあと8銘柄。
NTTやJR西日本、三井住友フィナンシャルグループなど、そうそうたるメンバーだ。
それらのメンバーを押しのけて、四番目の席に座ったのだ。
頼むぞ、王将フードサービスさん。
私の餃子を焼き続けてくれたまえ。
残りの3つこそは、ちゃんと選ぼう・・・。