来年から、ホンモノ個人事業主になる予定の私です。
何がホンモノかと言うと、ちゃんと「開業届」を税務署に出す。
確定申告は、ちゃんと複式簿記をつけて青色申告をする(1年後だけどね)。
私は医療費控除とかいろいろあって、もう10年くらい毎年確定申告をしている。
私個人としての確定申告はお手のものだが、事業主としては初めての「年度」が始まる。
始まる前に、ちゃんと話はつけておかねばなるまい。
聞いているのか?
事業主の私よ!
個人事業主の私と、早期退職した私個人のバトルが始まる
おい、個人事業主の私よ。
事業を始めたいって言うから、わざわざこの事務所を借りたんだぜ。
当然、事務所家賃はそっちで持ってくれるんだよな?
ちょっと待ってよ、早期退職したフリをして週一バイトの私さん。
セカンドハウスとして借りたんだよね。
書斎に使うって不動産屋に言ったよね。
テレワークに使いたい、って聞いたよ。
実際に、週一バイトに利用してるよね。
事業用じゃないから、って言って、消費税も払っていないよね!
そもそもここは居住用マンション、事務所に利用しちゃダメだからね!
個人事業主である私の主張も一理ある。ここは私が折れる番か
個人事業主である私の主張にも、うなずける部分はある。
たしかにこのワンルームマンションは、「テレワーク用途」で借りた。
そういう意味ではセカンドハウスだ、単なる書斎だ。
「事業用だ~!」と騒がれて、
事務所として使用するなら出て行ってくれ、とか、
それなら消費税払え、と言われてはかなわない。
だからと言って、全額持つわけにもいかない。
おい、個人事業主の私よ。
おまえも一応個人事業主なんだろ!
事務所の家賃くらい自分で稼げよ。
セカンドハウスとして、週一バイトに使う私と、
事務所の所長として、事務所で仕事をする私、
ここは仲良く、折半といこうじゃないか。
うまいことに家賃はちょうど4万円。毎月2万円ずつ折半ね
話はついた。
この事務所の家賃は私個人、つまり「早期退職した私」が4万円ずつ払っている。
来月(来年)からは、「個人事業主の私」の会計から2万円ずつ払ってもらおう。
個人事業主の私からの2万円と配当収入の2万円、
計4万円あれば、毎月の家賃を払うことができる。
細かな経費はどうする?
来年度は個人事業主の私も苦しいだろうから、電気代やネット代は勘弁してやろう。
すべてコミコミで、月2万円でよかろう。
青色申告のための複式簿記は、エクセルだけで済まそうと思っている。
だから毎月の経費はシンプルな方が楽できる、という裏事情は内緒だ。
早期退職した私、家賃負担は2万円。
株の配当が月に2万円くらいあるから、収支はトントンかな?
個人事業主の私、家賃負担は2万円
事業収入だけで払わなくっちゃいけないが、今年の「年収」が2万円だ・・・。
個人事業主の私に告ぐ。来年の経費分くらいは稼いでくれたまえ
個人事業主の私よ。
家賃負担の月2万円で、年間24万円。
それに社労士年会費が、年間10万円。
合計34万円を稼ぐがよい。
それだけ稼げれば黒字になるぞ。
青色申告をエクセルだけで済ますという計画が、うまくいくのかどうかはまた後日だ。