新しい事務所を契約したというのに、今日は古い事務所に出勤です。
古い事務所は比較的新しい。
新しい事務所は古い木造アパートだ。
何が古くて何が新しいのか、まったくもってややこしい。
新しく古い木造アパートを事務所として使うために契約したが、前から事務所に使っているワンルームマンションはまだ解約していない。
解約していないどころか、解約の申し込みすらしていない。
解約の申し込みは、早くても来月末の予定だ。
まだひと月以上ある。
今はまだ4月だから、5月に解約を申し込んで6月いっぱい借りる予定だ。
あいかわらずのムダ遣い、もったいないことこの上ないが仕方がない。
短期解約違約金という微妙な制度を、幸運だと考えよう
私は最初の事務所として借りたこのワンルームマンションを、昨年の7月頭から借りている。
最近の流行り(?)の、「敷金礼金保証金なし」という契約だ。
しかし、落とし穴(←失礼!)もある。
1年未満の退去に発生する、短期解約違約金というやつだ。
しかも、「退去月は日割り計算しない」と契約書に明記してある。
今(4月20日)、解約を申し込むと、5月退去だから11か月しか借りないことになる。
今月に払う5月分の家賃に加えて、家賃1か月分の違約金を払わなきゃいけない。
それなら5月に解約を申し込んで、6月分の家賃を払っても同じことだ。
新しく借りた古アパート事務所には不安がいっぱいだから、まあいいか。
1か月ちょっとの見きわめ期間というか、猶予期間ができたと思って喜んでおこう。
最近の賃貸物件を借りるのは、「行きはしんどい帰りも怖い」
短期解約違約金の心配(?)はなくなった。
5月分と6月分、最低あと2回家賃の支払いがあるけど、もちろんそれだけではすまない。
退去時に退去費用というものを支払わなきゃいけない。
部屋のクリーニング費用という名目らしい。
短期解約違約金といい、「敷金礼金保証金なし」だから仕方ないのかもしれない。
昭和から平成の始めに賃貸物件を転々としていた私としては不思議な気分だ。
最初にお金を預けておく(払っておく)昔のシステムの方が、安心なんだが。
まあその分初期費用が安いから、「行きはよいよい帰りは怖い」というやつかな。
・・・違うな。
家賃保証会社に各種保険、鍵交換費用なんかがかかるから、初期費用はそれなりにかかる。
気分的には、敷金礼金保証金を払っていた昔とそんなに変わらない。
あんまり「行きはよいよい」じゃないから、「行きはしんどい帰りも怖い」かな。
コロコロと気軽に引っ越さない方がいいということだな。
必要のないセカンドハウスを借りたりとか、個人事業主のフリをするためだけの事務所とか、いったい何を考えてるんだ、という話だな。