「何とかしなきゃ」と言っていた私の昼寝環境だが、何とかしました。
「私の苦悩は、もう少し続きそうだ」とも言ってましたが、解決です。
事務所の昼寝グッズとして購入したのは、何を考えてかまさかの「敷布団」。
事務所に布団?
ありえない。
朝、ホームセンターに向かったときは考えもしなかった。
事前にネットを見ていて、スツールにもなる「六つ折りマットレス」を買うつもりだった。
5cm以上の厚みがあるマットレスで、折りたたむと高さが30cm以上になるやつ。
それだけの高さがあれば、イスにもなるというわけだ。
事務所に昼寝用マットレスなどがあっては不自然だし、美しくない。
しかし、スツール(←背もたれのないイスね)なら良くあるだろう。
ネット通販ではいろんな種類がある。
選べない。
そもそも、実物も見ずに家具や寝具(?)を買う気にはならない。
手触りや質感って、やっぱり大事だと思うけどな。
選んだのは「省スペース敷布団」。妥協したわけじゃない
そして私の事務所にやってきたのは、なぜか「省スペース敷布団」。
四つ折りだ。
どこからどう見ても、これはスツール(イス)には見えやしない。
朝から3件回ったけど、買うつもりだった「六つ折りマットレス」が見当たらなかったから、という理由でこれを選んだわけではない。
売り場の隅から隅まで探し回って2時間以上経過して、イヤになったわけでもない。
ちなみに私は店員さんに、「○○はどこにありますか?」とは聞かない。
せっかく朝から買いに来て、探し回って歩き回ったのに手ぶらじゃ帰りたくない、という理由でもない・・・と私は信じている。
売り場でこの「省スペース敷布団」を見つけたときに、少し心が動いたのは事実だ。
10tトラックの運転席後ろの仮眠スペースにピッタリ、だそうだ。
55cm×210cmという十分な長さ、パッと見では敷布団には見えないサイズ感。
どうやって洗えばいいのか想像もつかないが、ウォッシャブルタイプで丸洗いOK。
う~ん、良さげだけど敷布団を買いに来たんじゃないからパス!・・・だったのだが。
私のことだ。使っていればどうせ気に入る、という無茶な理由
いろんな売り場で、いろんなクッションやマットレスを見ていて気持ちが揺らいでいった。
スツールにするための、厚手の固いマットレスの寝心地ってどうなんだ?
私は何がしたいんだ?・・・昼寝に決まっている。
寝心地ならやっぱり敷布団でしょ!
いったん帰りかけたが、引き返してやっぱり買ってしまった。
そもそも値札が付いていなくて、これはいくらだ?
思いっきり高級品なら買えないぞ!
「おかげさまで、売上累計12,000枚突破!」という文字はいいから、値段はどこだ?
見本がドドンと飾ってあって、その横に一番上の写真のままの商品がひとつだけポツリ。
近くの商品棚の値札を一生懸命探すが、この「省スペース敷布団」の値札はない。
ひょっとしたら、売り物じゃないのか?と一瞬ひるむが、さすがにそれは大丈夫だろう。
店員に値段を聞けばいいと私も思うが、それでも聞かないのが私が私たる所以(ゆえん)だ。
スマホを取り出しネットで検索。
なかなかに有名な商品のようだ。
あちこちの通販サイトで取り扱っていて、だいたい4,000円から5,000円くらいまで。
それならギリギリ予算内だな。
思い切って、レジへと向かう。
もし「4万円です」とかだったら、さすがに「ゴメンなさい、買いません」くらいは言える。
これでも営業一筋30年の元社会人だ。
もっとも、そんなに持っていないから払いたくても払えない。
「税込みで、4,378円になりま~す。」
よし!
必要な備品はすべて揃った。来年からは、事業に専念するだけだ
ブルーが鮮やかな、ミニ敷布団が事務所にやってきた。
フローリング風クッションフロアの床に合わせて、ブラウン系(茶系)で統一してたのに。
紺色が浮きまくりなのだが、どうしてくれる?
まあ、それもそのうち慣れるかな。
ちなみに使わない時は、ソファーのフリをさせている。
ソファーというより座イスに近いが、敷布団が畳んであるようには見えまい。
まあ、見た目はどもかく・・・
これで事務所に必要なものは、この年内にすべて揃った。
来年は、備品に1円たりとも使わない(予定)。
来年は、儲けるだけだ!
と、これまたダメな経営者の見本のような発言でごめんなさい。