令和4年1月1日開業に向けて、開業届を出すことにした。
しかも1月1日に提出するという、つまらないところにこだわって。
そのせいで、オンライン(e-Tax)での開業届提出という選択肢がなくなってしまった。
(「e-Tax」は、年末年始期間は休止。)
ネットであっという間に済ます方が好みなのだが、自己責任なので仕方がない。
仕方がないから書類を準備する。
こだわる私は、国税庁HPから用紙をダウンロード
開業届をネットで検索すると、だいたいのサイトで「freee開業」をおススメされる。
開業書類を誰でも簡単に作れる無料サービスだ。
とっても簡単、便利、私もおススメしておこう。
メアドを入れて登録が必要だから使わないけど。
そんな私は、必要な用紙は国税庁のホームページからダウンロード。
国がわざわざ用意してくれてるのなら、たとえ不便でもそれを使う。
[概要]新たに事業を開始したとき(中略)の手続です。
[手続対象者]新たに事業所得(中略)を生ずべき事業の開始等をした方
うん、これは私のことだな。
事業所得が実際に生ずるかどうかはやってみなければ分からないが、自信はない。
[提出時期]事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。
1月1日開業だから1月じゅうだな。
大丈夫、開業当日に提出するよ。
[提出方法]届出書を作成のうえ、持参又は送付により提出してください。
これが問題だ。
郵便局に持ち込むか、それとも税務署の夜間ポストか。
う~ん、どうしたものか。
まあ、説明文にいちいち返事をする必要もないか。
さっさと書類を作成しよう。
入力しにくいぞPDF。Adobe Readerをイヤイヤ使う
私はふだん、PDFファイルの閲覧も chrome で済ませている。
Adobe Reader は、ぼんやりしてるといらないものが付いてくるし、重いし、何かというと「ログインが必要です」とか言ってくるから好きではない。
できれば使いたくなかったが、Chrome で入力すると表示が乱れるから仕方がない。
何年かぶりで、Adobe Reader をインストールした。
ほんと、「freee開業」をおススメするよ。
職業欄は「WEBサイト運営業・社会保険労務士」
開業届の内容自体は、さほどむずかしくはない。
ネットで調べれば、書き方を解説したサイトがいくらでもある。
私のような中途半端な個人事業主が迷うのは、職業欄と事業の概要欄だろうか。
まさか「職業:無職」とするわけにもいかないし、「これから考えます」とも書けない。
私のように「個人事業主のフリ」をしている人は、たぶん少数派だろうから大丈夫か。
少数派どころか、ほとんどいないかもしれない。
そんな私の職業欄は、「WEBサイト運営業・社会保険労務士」。
事業の概要は、「WEBサイト運営によるインターネット広告およびインターネットを利用した物販・社会保険労務士業」とした。
うん、それっぽいし、ウソはついていない。
社労士業務を行う予定はまったくないが、世の中何が起きるか分からない。
少なくとも可能性は、ゼロではない。
あとは一緒に提出する、青色申告承認申請書も作っておこう。
こちらの用紙も国税庁のホームページからダウンロード。
さっき作った開業届から、一生懸命コピペする。
やっぱり「freee開業」の方がおススメだな。
1月1日に提出するから、税務署に直接持ち込むよ
できました!
・個人事業の開業・廃業等届出書(←開業届の本名ね)
・個人事業の開業・廃業等届出書「控用」
・所得税の青色申告承認申請書を2通(提出用と控用に)
・マイナンバーカードのコピー(表面と裏面の両方)
・返信用切手(84円)を貼った返信用封筒
大きい封筒に入れて「開業届出書等在中」と朱書き、税務署の住所と宛名を書いて完成だ。
これで本当に後は出すだけ。
ホンモノ個人事業主に、また一歩近づいたかな。