私が証券口座の開設を申し込んだのは今から2年前、令和2年3月22日のことだった。
選んだ証券会社は「DMM.com証券」。
はっきり言って、どこでもよかった(←失礼!)。
投資の世界とは無縁だった私が、NISA口座を一番早く開設できそうだったから選んだ。
2020年03月25日 1,200,000円入金
2020年07月26日 1,200,000円入金
2020年08月23日 1,200,000円入金
2020年09月06日 1,200,000円入金
2021年02月28日 1,200,000円入金
口座開設の連絡を受けて、すぐに120万円を入金した。
言わずと知れた、NISA枠いっぱい。
その後は調子に乗って、課税口座で新たな株を買ったっけ。
下がった株を買い足して、平均購入価格を下げたりもした。
翌年にはNISA枠の120万円を追加した。
株は一生やらないと誓ったはずの私は、合計600万円を証券口座に入金することになった。
コロナはきっかけ。老後は資産運用という風潮に流されて
コロナショックで株価が暴落、どこまで下がるんだ?
などと考えていたっけ、令和2年の3月後半の私。
あれ? 下げ止まったぞ。
少しずつ上がって行くぞ。
こ、これはもしかして、千載一遇のチャンスなんじゃないか?
社会人になってすぐに、バブル崩壊を目の当たりにした私だ。
一生、投資はしない、株なんてとんでもない、と考えていた。
そんな私の考えが揺れ始めたのは、セミリタイアブログなどの影響が大きい。
当時の私は、早期退職を言い出すタイミングを考えていた。
老後を安心して生きるには、資産運用はやっぱり必要かな?
株式投資に興味を持ち始めたときに訪れたチャンスだった。
ビギナーズラックというやつだ。
今日現在、証券口座の資産合計は、8,048,073円となっている。
預り金(現金合計) 642,423円+証券残高 7,405,650円という内訳だ。
当時は有頂天だったが、日経平均株価の上がり具合からみれば、実はたいしたことはない。
素人の限界。これからどうすればいいのか、さっぱり分からない
今、すべてを売ってしまえば200万円近い利益が出る、と思う。
税金や手数料を考えれば、もっと少ないかもしれないが、とにかく利益は出る。
でも、売らない。
インフレリスクに備えると言えば聞こえはいいが、単にもったいないだけだ。
新しい年になったから、NISA枠が新たに120万円分使える。
現金は、642,423円しかない。
また追加するのか?
保有株を売るのか?
売るって、どれを?
600万円や800万円といえば、世間的にはしょぼいかもしれない。
しかし、私にとっては大金だ。
比較的安全な銘柄に分散投資しているから、ゼロになることは、まずない。
その代わり、ガンガン増えることもない。
昨年はNISA枠の120万円分だけを、ちびちび使い切って終わった。
いろいろ考えたけど、結局何もできなかったな。
今年こそは、投資もがんばらなきゃな。
私の「100歳安心プラン」を立て直すためにもね。