あんまり書く気はなかったが、いきおいでこれも書いておこう。
その1、その2に続く私の「本業その3」、社会保険労務士についてです。
独立開業したフリをして、毎日プラプラしている私。
こんな私ですが、いちおう社会保険労務士なのです。
昔は、社労士と名乗ることが誇らしかったのですが。
何もしていない今となっては、少し恥ずかしいです。
いちおうだけど「登録社労士」だから。金や掟に縛られる
社労士試験の合格者で、社労士になる資格があるだけじゃありません。
ちゃんと県の社労士会を通じて、全国社会保険労務士会連合会に登録している「登録社労士」なのです。
がんばって受かった社労士試験。
社労士になる資格を手に入れた。
なれるんだったら登録しなきゃ。
ということで、何はともあれ登録しちゃいました。
登録社労士となったおかげで、その存在が私を縛ることになるとは考えもしなかった。
後先考えない登録だったが、たぶん後悔はしていない。
登録社労士が私の足をひっぱる。社労士会の年会費!
登録社労士ともなれば、社労士会に年会費を納めなければならない。
ある程度の年収を確保できていた、サラリーマン時代はまだいい。
登録するのに20万円近く(←うろ覚え)かかったのも、もういい。
退職した私に、毎年10万円近い年会費が襲ってくるのはこれからだ。
私は、耐えられるのだろうか。
登録が私の事務所探しを制限する。県会縛りと支部の縄張り
社労士は県の社労士会に入会する。
そして県社労士会はいくつかの支部に分かれており、どこかの支部に所属することになる。
他府県に事務所を構えるなら、その県の社労士会に入会し直さなければならない。
支部を移る場合も、面倒というほどでもないが私は手間をかけたくない。
結局、今いる県の今所属している支部内で、事務所を探すことになる。
となりの市でいかに魅力的な物件があっても、支部が違えば手が出ない。
となりの県など、とんでもない。
私の事務所探しの範囲は、狭い。
社労士の倫理規定が、私の筆を遅くする
登録社労士としての縛りはまだある。
社労士は、職業倫理を守らなければならない。
くわしくは書かないが、要は社労士を名乗るからには変なことは書けない。
私が、社労士の記事をあまり書きたくない理由だ。
社労士会や連合会の偉い人が、私のブログなんて見るはずないんだけどね。
見ていても笑って流しください、お願いします。
それでも社労士、やっぱり社労士、聞こえは最高にいい
独立開業したフリをして、何もしていないけど個人事業主を名乗っています。
それで私は、いちおう社会保険労務士です。
聞く人によっては、社労士として独立開業したと勘違いしてくれます。
これはこれで都合がいい。
やっぱり社労士。
さすがは社労士。
聞こえは、いい。
そのためだけに毎年10万円が、見合ってるのかどうかは微妙だが。
私の個人事業その1「ウェブサイト運営事業」で年2万円の事業収入。
私の個人事業その2「しょぼいトレーダー」で稼ぐ配当30万円では、家賃が払えず赤字転落。私の個人事業その3「何もしない社労士」の、年会費がさらに追い打ちをかける。
私の個人事業三本の矢のこれが実態だ。
こんな私が社労士に目覚める日はくるのだろうか。
ガンガン営業して、どんどん稼ぐ日ははるか遠い。