今日も月曜日だから週一バイト。
毎週月曜日は、週一バイトのことばっかりだな。
でもこれもあと数か月(のはず)、最後の会社員生活を楽しむとしよう。
週5日フルタイム勤務から週一バイトになって、もうすぐ半年になる。
最近、会社で「おや、久しぶりですね~!」と、よく声をかけられる。
おいおい、先週月曜日も会っただろう。
ぜんぜん久しぶりじゃないぞ、と言おうとしてハッと気が付いた。
私にしてみれば、会社に来るたびに会っている。
いつも見ている顔だし、まったくもって懐かしくなんかない。
だけど、その人にしてみれば全然違う。
先週月曜日に会ったけど、火水木金と私の姿を見かけない。
そして今日、久しぶりに私を見て「久しぶりですね~」ってか。
うん、私でも多分そう言うな。
周りは5倍の速度で動いてる。違うな、私がひとり1/5だ
私だって、いつも席に座っているわけじゃない。
会議室で打ち合わせしたり、外出したりもする。
周りのみんなもそうだ。
たまたまその日に会わなければ、2週間ぶり。
あっという間に、3週間ぶりや1か月ぶりだ。
私から見たら通い慣れたいつもの会社だが、会社では私がいない方が日常なのだ。
何とも不思議な感覚。
ひとりだけ、違う時間の流れの中にいるようだ。
時間旅行とは、こんな気分なのだろうか(←たぶんちょっと違うかな)。
他の社員が週に5日会社に来てるのに、私は1日だけ。
みんなの5日が私の1日。
そりゃあ周りが、5倍速で動いているように見えちゃうよな。
会社では、時の流れが早い早い。あっという間にもう期末
私ひとり、会社のみんなと比べたら5分の1のスピード。
まるで、スローモーションのような私だ。
昨年9月末に上期決算を終え、10月末に早期退職(?)した私。
年末を通り抜け、新年を迎えたと思ったらもう3月末だ。
早い早い。
数か月かかるはずのプロジェクトが、会社に行くたび聞くたびにどんどん進んでいる。
難題や懸案事項だって、あっという間に解決していく。
5倍速で映画やドラマを見ている気分だ。
実際5倍速で見たことはないし、見ても何が何だかわからないだろうけどね。
少しずつ話についていけなくなってきた。終わりは近いかな
会社がイヤで、早期退職という道を選んだのは私の方。
季節が早く過ぎていくことは、もちろんうれしい話だ。
しかし、いろんな話についていけなくなってきたのは少し寂しい。
備品の入ったロッカーを開けると、あるはずのものがそこにない。
「ああ、あれは向こうのキャビネットに移しましたよ」とか言われてモタモタしてしまう。
竜宮城から戻ってきた浦島太郎の気分だ。
もう、みんなと同じ時間の流れ中には戻れないようだ。
やっぱり、終わりは近いな。
個人事業主、がんばらなきゃな。