昨日は若い頃の、牛丼の吉野家の思い出を書きました。
吉野家の牛丼を食べながら、昔を思い出していたのは事実です。
しかし、それだけではない。
吉野家の株主である私は、株のことを考えていた。
私は去年、新型コロナをきっかけに、一生やらないと決めていた株式投資を始めた。
初めて買った株が「吉野家ホールディングス」。
言うまでもなく、牛丼の吉野家の運営会社だ。
好きな株を買うべし、という株式投資のいろはの「い」に従った。
しかし、株価は上がらないし配当は渋い。
「株主様ご優待券」があるから最近よく利用するが、私の好きだった牛丼と牛皿だけの吉野家の姿はもうそこにはない。
儲けはないが損もしてない今のうちに、吉野家株は手放そうと決めた。
そんな気持ちで吉野家に入るから、昔のことを思い出してしまったじゃないか。
株式投資で稼ぐことも夢見たが、資金も実力もこれが限界
先日、調子に乗って、「事務所家賃が払えなくなったら、バーチャルオフィスや自宅兼事務所にしてでも生き残る」なんてセリフを吐いた。
正確には口に出してはいない。
このブログに、書いただけだ。
えっ?
バーチャルオフィス?
自宅兼事務所?
私のこの事務所が・・・なくなってしまう?
自分で書いておいて、動揺するとは情けない。
たった1か月の事務所生活「独立開業のフリ」だが、思っていたより快適だ。
とりあえずで、妥協の産物のはずだったこの事務所も、すっかりお気に入り。
今のこの生活が、どうやら気に入ってしまったようだ。
あらためて見返す老後シミュレーション。このままではマズイ
もともと、この事務所の家賃は2年分しかみていない。
2年後、私はまだ50代だ(←59歳ね)。
3年目からは、事業の儲けで事務所を維持する予定だ。
事業がたよりないなら、投資で稼ぐしかないのだが。
そうなると、配当もほとんどなく株価が上がりそうもない(←失礼!)吉野家株を、いつまでも持っておくわけにはいかない。
私に、売買を繰り返して稼ぐ才覚や度胸はない。
長期保有(←何もできないともいう)での配当だけが頼みの綱だ。
早々にたたき売って、少しでも配当有利な株を買わなくてはいけないのに・・・。
ダメだ売れない。非情に徹することができない。トレーダー失格
私の吉野家・・・。
株主となった私の朝の散歩コースの途中にも、吉野家がある。
吉野家に入るお客さんを遠くで見つけると、心の中で「いらっしゃいませ~」と叫ぶ。
コロナ禍のこの大変な時に、よくぞいらっしゃいました、と。
ダメだ。
売りたくない。
たのむぞ吉野家、お前の力を見せてくれ。私は、私は応援する!
よくわからなくなってきた。
吉野家が好きで情が移って売らないのか。
単に、売り買いするのが怖いだけなのか。
少なくとも年内は、トレーダーはお休みだ。
売り買い(トレード)しないから、トレーダーとは呼べないかもしれないが。
年収2万円の事業を、来年こそは何とかしなきゃ。