独立開業したフリをして、ほとんど稼ぎもないのに個人事業主を名乗っています。
いつまでも「フリ」のままでいるわけにはいかない。
個人事業主を名乗るからには、少しくらい稼ぎたい。
儲からなくてもいいが、収支トントンくらいにはしたいものだ。
そうすれば長く続けられるし、一生現役を気取ることもできる。
先日、個人事業主としての本業候補である「ウェブサイト運営事業」について書いた。
年収(月収じゃないです)2万円とはいえ、私にとっては貴重な「事業所得」だ。
この事業所得が、順調に増えてくれるのが一番いい。
しかし、今のところその予定は、ない。
私のもう一つの顔。素人丸出しのしょぼいトレーダー
私の事業所得(ウェブサイト運営事業)は、たしかにしょぼい。
大きくするアテもない。
しかし私には、株式投資というもうひとつの武器がある。
600万円突っ込んで、今は800万円になっている。
これを年利4%で回せば、年間30万円近くにはなるはずだ。
NISAも併用しているから、税金についてはよくわからない。
200万円の利益は、単なる運。
これ以上増やす手段は、ない。
これ以上突っ込む資金もない。
素人の私には知識も戦略も度胸も何もない。
いきおいで買ったはいいが、何もできない。
配当で少しずつ増えてくれるのを、ただひたすら祈るだけだ。
株式取引の儲けが「事業所得」にならないなら、本業にはしない
私個人の稼ぎ頭であるトレーダーだが、これを本業とは呼べない。
調べたところ、株式で得た所得は「事業所得」にはならないからだ。
「譲渡所得」といって、分離課税で、必要経費も認められない。
絶対ならないわけではないが、「なりにくい」らしい。
事業所得にすると、いろいろ経費を計上できる。
調べるための本とか、売買するPCとか、事務所も経費にできるのかな?
そういうことを、なかなか許してはくれないらしい。
税務署の見解や節税知識に興味はないが、私も個人事業主のはしくれである。
個人事業主だから事業をする。
「事業所得」として認められないものを、本業とするわけにはいかない。
コロナショックでガマンできずに。主義をまげた素人投資家
そもそも私はつい最近まで、投資というものをする気はまったくなかった。
大学生時代にバブルを経験した。
大学1年の時、建築科の先輩から800万円のマンション買わないかと、声をかけられた。
もちろん買えるわけなかったが、何年か後、数千万円になっていたそうだ。
就職したのはバブル絶頂期だったかな?
数年後、バブル崩壊を横目で見ていた。
まだ若かった私もまわりのみんなも、何も持っていなかったし、何の影響もなかった。
投資でも何でも、一部の強者や地道に努力してきた者だけが勝つ、というのが私の持論だ。
競馬で食べていた友人がいたが、彼の部屋は全国の競馬新聞が山積みだった。
パチスロで稼いでいた知り合いの家には、あやしい機器類や目押しの練習機。
素人が気軽に手を出して、儲ける夢なんて見るもんじゃない。
楽して儲かるうまい話など、ない。
私は一生、投資はしない。
と息巻いてたんだけど、コロナショックで株価が思いっきり下がったのを見てしまった。
底を打っての上昇機運に、あわてて証券口座を作ってしまった。
そんな私だから、買ったのは政府系や財閥系のガチガチな安定株だけ。
長期保有と言えば聞こえはいいが、単にビビッて売買できないだけだ。
日々の株価変動に一喜一憂しながら、何もしないし何もできない。
高額(?)家賃のせいで、くるってしまった私の老後の皮算用
毎年20万円から30万円くらいの配当収入は、見込んでも大丈夫かな?
それなら、月2~3万円くらいの事務所代だったら払えるかな?
これで、収支はトントンのはずだった。
アドセンスから年に何回か支払いがあるから、これを事業所得とよべるかな?
この事業所得の分だけ、黒字のはずだった。
そんな私の皮算用が、月4万円の家賃のせいでくるってしまった。
どうする?
いずれにしても、投資(トレーダー)が私の本業になり得ないことは間違いない。
私の個人事業三本の矢、その2本目のこれが実態だ。
収入としては、ものすご~く期待してるんだけどね。