青色申告特別控除額65万円への準備完了。赤字予定の私には猫に小判

小判に見えない

だれがどう見ても小判じゃなくて金塊ですね。猫に金塊だと、どうなるんだろうか。

今年の確定申告は、初めて電子申告(e-Tax)で行いました。

マイナポイントにつられて昨年入手したマイナンバーカード。
それに偶然手に入れた、ICカードリーダライタを使いました。

今年の確定申告、5,000円追加納付となったショックで途中で投げ出してから早三日。 来年からは、青色申告となる私。 最後の還付申告で...

実は昨年だって、電子申告をしようと思えばできたはず。
わざわざ税務署に行って、「e-Taxに必要なID・パスワード」を手に入れていたからね。

それでも電子申告しなかったのは、今イチ好きになれないからかな。

ついていけなくて

プリントアウトした申告書を、税務署に持ち込んだ方が気持ちいい。
持ち込むといっても、夜間ポストにこっそり入れるだけなんだけど。

明るい中、窓口で直接人とやり取りするのもあんまり得意じゃない。

だから寒くて暗い夜明け前に、わざわざつらい思いをして税務署まで歩く。
夜間ポストの前で少し緊張して、ズズズと差し込んで、ポトリと音がする。

「出した!」という感覚が手に残る、あの瞬間が好きだ。

あけましておめでとうございます。 そして開業おめでとうございます。 ありがとうございます。 これでついに、私もホンモノ...

正月に出した開業届は、もちろん税務署の夜間ポストに入れた。

そんな私が電子申告を選んだのには理由がある。

青色申告+電子申告で65万円控除を手に入れた、…けど

平成30年度税制改正で、青色申告特別控除額が変わった。
令和2年分の所得税から、従来65万円だった控除額が55万円になってしまった。

所得から55万円を引いて税金を計算してくれる、というわけだ。
そりゃあ、65万円引いてくれた方が税金が安くなるから助かったのに、としたもんだ。

うまいことできてるよね

ところが従来通り、65万円控除を受ける方法が存在する。
e-Tax による申告(電子申告)か、電子帳簿保存を行えばいい。

私はエクセルでちまちま帳簿をつけている。
無料の会計ソフトもあるにはあるが、使わない。
そんなもの使うほど、複雑な出し入れはない。

となれば、電子帳簿保存などやりようがない、と思う。
よく分かってないのだが、エクセルファイルで保存しててもダメなことくらいは分かる。

それなら電子申告しかない、というわけだ。

65万円控除に

そういうわけで、今年は電子申告を行ってみた。
うん、大丈夫。
上手にできた。

ついでに確定申告書等作成コーナーにある、青色申告決算書・収支内訳書作成画面をこっそりのぞいてみた。
来年のためだ。
うん、わかるわかる、これなら大丈夫。

今年、65万円までの事業所得なら満額控除だ。
事業所得については税金がかからないから、すべてが手元に残る計算だ。

事業所得があればだが。

事業所得はない

経費は30万円超。100万円の収入があっても大丈夫、…だけど

収入から経費を引いたものが「所得」だ。
私の今年の事業経費は30万円超であることが確定している。

週一バイトの早期退職した私から、事務所家賃の半分は払うようにと言われている。

来年から、ホンモノ個人事業主になる予定の私です。 何がホンモノかと言うと、ちゃんと「開業届」を税務署に出す。 確定申告は、ち...

事務所家賃である月4万円の半分ということは、月2万円×12か月で24万円だ。
これは痛い、大きな負担だ。
血も涙もないのかあの男は。

二役

プラス社労士会の年会費が約10万円で、経費合計30万円超が確定してしまっている。

100万円くらい稼いでも、経費を引けば税金はかからないよね、って意味があるのか?

WEBサイト運営事業と名乗っているが、ひと月の売上が5,000円を超えたことはない。
社会保険労務士業とも開業届に書いてはみたものの、1円たりとも稼いだことはない。

猫に小判、豚に真珠とは、まさにこのことか。

うまいことを言った

開業届といい、事務所といい、カタチだけ作ることならできるのだが。

どれだけがんばってカタチを作っても、もちろん1円にもならないな。

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