そういえば、独立開業1か月のお祝いをしていないことに気付きました。
もう2週間も過ぎてしまったけど、記念日にはお祝いしなくちゃ。
がんばった私にごほうびだ。
計画を練りに練り、準備に準備を重ねた独立開業(のフリ)だった。
それでも思い通りに滑り出せたことは、めでたい、大変めでたい。
せっかくなので、自分にプレゼントを買いましょう。
私は他人にはやさしく、自分にも甘い。
他人にやさしいかどうかは、異論があるかもしれない。
言うだけならタダだから、まあいい。
自分に甘いのは、自他ともに認めるところだ。
ごほうびは銀色のスプーン。お茶をすすり、気分は所長!
気分だけでなく、実際この事務所の所長は私だ。
「所長(しょちょう)!」・・・いいひびきだ。
だれも呼んでくれないから、自分で呼ぼう。
実際だれかに呼ばれたら、恥ずかしいからやめてくれ。
ごほうび(プレゼント)は、銀色のスプーンがいいな。
ちなみに「銀のスプーン」ではない。
あくまで「銀色のスプーン」だ。
銀製品なんて取り扱いが大変だし、そんなところにお金をかける趣味はない。
電気ケトルのおかげでコーヒーを飲む機会が増えて、前から欲しかったのだ。
「銀色のスプーン」でいいのなら、百均でいい。
ダイソーへ出発だ!
他に欲しいものはない。事務所の備品には満足している
自分へのプレゼントを決めるために、事務所をながめていた。
キッチンに腰を下ろし、事務所全体をぼんやり見つめていた。
欲しいものは、・・・特にない。
本音を言うと、ないことはない。
座いす、ソファー、クッション・・・事務所と関係ないものばかりだな。
こういうものは、失敗すると粗大ごみ。
もう少し後にしておこう。
そうしてひらめいたのが、「銀色のスプーン」というわけ。
買ってきました銀色のスプーン。税別100円、税込み110円。
さすがのダイソーでも、選択肢は少ない。
2本で100円のもあったが、プレゼントだから1本100円の高級な方を選ぶ。
私の事務所に来客はないから、2本もいらない。
特に気に入ったわけでもないが、そこは大丈夫。
私は適当に買ったものでも、使っているうちにだんだん好きになる。
きっとこれも、手放せなくなるはずだ。
おまけのマドラーさん、今までありがとう。おつかれさまでした
この銀色のスプーン登場前は、ダイソーで買ったコーヒー2杯パックについていたマドラーを使っていた。
写真にある通り、よくあるおまけのマドラーだ。
2本あった内の1本だけ使い、残りの1本は予備で取ってある。
貧乏くさいが、節約上手と呼んで欲しい。
しかしどう見ても、事務所の所長が使うマドラーではなかった。
大丈夫!今日からは事務所開設1か月記念のティースプーンが後を継ぐ。
私の事務所のステータスが、また1歩上がった。